The Five Senses
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2007年06月05日(火) Fight with my Ego




書いていたらまたもやインターネットがシャットダウン。
いらいらいらいらいら

このごろ太りだしてきたし、髪の毛も抜けるのは、ストレス?
私、夏ってやせるんじゃなかったっけ?まあ良いけど。禿ができてたりして。これは良くない。。
夜も悪夢を良くみるし、やっぱりストレス???
人にいえないほ度グロテスクで、目覚めたときホッとするがその後しばらく眠れなくなるような悪夢を見るのはやはり。。。?
でも何のストレス???

気がついたら今日はイタリアンデイ。
アンチョビーとガーリックのペンネ、イタリアンワインを飲みながらイタリアンのダヴィデと2時間程メッセンジャーでチャット。
罵り合いながらアドバイスをもらったり下らないことを話す。
8月か年末に来るというので、10何年振りの再会かもしれない。
おっどろいた。まだ連絡を取っていること自体驚く。あれから一回も会っていないのに、良くここまで続く。
ワインオープナーで親指の付け根を切ってしまい、しばらく血が止まらないで困る。











思うに、お互いに何かつかめるものを相手に求めている。
お互いに小さなエレメント、原石をみつけ、それを模索しながらどうしたら一番良い方法で取り出せるか、
あるいは一番きれいな形になって出来上がるか、自分もその対象になるものも満足できるかを求める。
彼のメールからそう思った。
私は彼のアフェクションを求め、それが私のそばに常にある、そうであってほしいと考えていたが、
そう信じる前に、彼は私のアフェクションを待っていた。
そう信じるにはお互いを知らなすぎ、そしてそれを確立させるためのコミュニケーションが成り立っていなかった。
ただ私はその段階をスキップし、その先にある居心地よさだけを求めようとしていたのだ。




長い、長いメールを受け取ったのは朝の4時頃。
2、3日前に電話で話し、”考えさせてくれ。後でメールを送る。”といわれた時は
既に何を言われるかがわかっていたが、そのメールは私が予想した以上のことが書いてあった。

彼の経験してきたことと今回私が犯したことを照らし合わせてい、それに対する彼の考え、
その経験に基づいた、彼にとってこうするより仕方がない結論が書いてある。
選択は二つしかない。
2回読み直し、彼が何を考えてきたか、自分が何が悪かったか(わかっていたけれどもそれ以上に客観的に見た上で)
目の前がとてもクリアーになった。
曇りガラスを通してみる景色から窓を開け、空気のヴァイブレーションの細かい粒子が作る景色を直接この目で見ているシャープさ。
もっと簡単で単純明快に言うと、眼鏡を初めてかけて見えなかったものが見えた、その気持ち。
もうもうと生い茂る自分の背の高さまである草むらをどこに向かっているのかもわからないまま
草をかきわけながら歩いていると、突然目の前に広がる青い空、開けた道。このぐらいの爽快さ。自分がどこへ行きたいか、その目的地さえなかったものから急に目的が見え、
なぜこんな状況かの中でも進まなくてはならないのか、先に進むモーティベーションさえなくなりかけ、無我夢中で目をつぶっても進んでいればどこかへたどり着けるだろうとひたすら時が経つのを待ち、
自分がどこまで進んだかも知る由もない状態から、急にぽかんと目的地が脳裏に浮かぶ。
そうだ、それを見にそこへ行こう。そこを目指そう。
目を見開けた人間はこうも違うのか。
まるで心理学をやっているようだ。

少し考え、電話をかける。
前回のように沈黙はほとんどない。2時間話し合う。
開口一番、メールについて、どう思った?と聴かれ、焦る。そう来るとは思わなかったぜ。
で、私は”どう感じた”かを話すと、”いや、書いた内容をどう思ったか聞きたい”と食い下がられた。
ヤバい。こう来るとは全く思っていなかった。。。しかも、まるで先生のような聞き方をしてくるので
なぜか妙にドキドキして大学に通っていた時の自分を一瞬思い出す。
あまり考えていなかったのでもう一度メールをものすごい早さでスキムしながら目についた言葉を使いながら、
コウコウコウ思った、と伝える。

私は今まで色々なひとを傷つけてきた。その対象は心だったり、プライドだったり。
そしてそれは自分のエゴから来るものだったり、過去のトラウマを甦るのを防ぐセルフディフェンスの一種だったり、ただの言い訳だったり、
色々な醜いものが固まりとなって一気に襲いかかってくるのだ。
優しい人々に囲まれた環境は、私を甘やかした。
相手の優しさを利用し、人々を傷つけた。今回も然り。

これ以上同じことを繰り返したくなかった。どうにかして前進したかった。
なぜならば数年前と全く同じ状況にいるのだ。
その同じ状況下に置かれた自分がまた言動w疑い、これは何か試されているのではないかとはわかってはいたが、
私のエゴと甘え、過去のトラウマと戦うには私は弱すぎた。
結果、相手を振り回す。
だから、私の今回とった行動は前回よりもほんの少し前に進んだのだ。
その一歩進むのにも色々な要素が必要だった程に麻痺していた片足を上げ、前に進む瞬間を見た。
どうなるかという結果よりも閉じられたドアをもう一度開けてみようと試みるその心持ちと行動、
そして何より開けてみようと思い立った自分がそこにいた。
結果はともかく、それを促してくれたマラカイに感謝する。

電話をする前あった80%の自信は話していくうちにだんだんと小さくなっていくのだ。
彼の話し方は、クリティカルでほんの少し攻撃的だった。私はディフェンシブになりすぎないように話しを聞き、クリアーになったヴィジョンを説明をした。


もう、疲れるわ。ひねくれ者は、本当に。






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