The Five Senses
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| 2007年08月17日(金) |
Short Trip |
木曜日,家から電車で一時間弱の友人の家に行き,そこから少しうだうだして2時頃那須へ出発。 とても暑い日。途中のサービスエリアで冷房が効いていた車から降りるとグわっと熱風が襲う。 ひたすら走り、4時頃到着。 途中の田舎の景色がとてもよく、日本の夏!という感じをぷんぷんだしている。 北海道にはない家,瓦の屋根の家がたくさんあってとても風情。 ああいうところに一週間ぐらい滞在してみたい。
那須に向かうにつれてくもが絨毯のようにそらにはびこってくる。 森林の中を走り,途中でログハウスの輸入家具屋に寄り, 相手が色々と暖炉の説明を受けている傍ら,私もそれを聞く。 なぜなら私の親も前から暖炉を家に付けようとしていたので,説明はなかなか面白かった。 ただ、その家具屋にはアンティークっぽいものしかなく,両親が見ていたモダンなものはあまりなし。 でて、おやつ。車で緑の中を走っている途中で見つけたベーカリー。 まだ新しい。 シンプルなパンとハニーミルク。牛乳なんて何年振りかに飲んだ。 帰る間際にチーズタルトが出来上がっていたので,それを食べる。 ふんわりとした卵とチーズがさくさくのタルトで囲まれていて,お。い。しーー!!
山へ。 ロープウェイは既に閉まっていたのでそこら辺でうろうろ。眺めが最高に美しい。 山の空気もとても澄んでいて胸一杯に取り込む。
温泉へ。 最初行った温泉も,次ぎにいった温泉も日帰り客には門を閉めていた。。6時過ぎ。 温泉の匂いがプンプンする山の麓へ下ると,7時まであいている温泉発見。 そこで白い湯につかる。 人はあまりいず,。裸でぼーっと床に座っている婦人が2、3名ほど。 あんな素朴で良い風呂は初めて。温度で5つぐらい風呂が別れている。 壁に貼付けた板に書いてある温泉の入り方を読み,それに従って入る。 温泉は嫌いだったが、こういうものだったらいい。 つーるつるすーべすべになって出る。 体から温泉の匂いが香っていい感じ。ずっと香っていたらいいのに。。 うーん,今回の温泉は温泉嫌いの私の思いを覆した。
なぜ嫌いかというと、ひとが裸でわらわらといるから。素っ裸。見たくもないのに見てしまう。 しかもたいていの温泉は子供がいたり,おば樣方がくっちゃべりながら入っていたりするので、 そういうのがとても嫌なので,温泉が嫌いになったのだが,それが今回は全くなかった。
心も体もリラックス,リフレッシュしてそこを出る。
ディナー。 車で走っている途中で見つけた最初のイタリアンレストランは何と,1時間待ち。 次に入ったレストランはすぐ入れる。しかもインテリアが日本離れしていながらどこか和。 奥の禁煙席ではなく,林が見える三テラスの喫煙席を選ぶ。といってもタバコを吸っている人はほとんどいなかった。 グリーンサラダ,ロール&バター,スズキのソテー、トマトとツナの冷製パスタ。 どれもとってもおいしくて120%満足。 グリーンサラダにはアルグラがぱらぱらと入っていて,久しぶりに食べたそのほんのり苦い葉っぱはとてもおいしく感じた。 ロールも温められて出てきて(普通はそうだが)、バターをつけて食べると止まらなくなる。 多分,私はおいしいパンとバターとソイミルクがあれば生きていけると思う。 すずきはソースがクリームっぽかったのでどうかと思ったがさすがに白身魚にあわせてあるので 意外にさっぱりとしていて,そのベッドになっているグリルされた野菜がフレッシュでとても美味。 パスタも本当にちょうどいいアルデンテでこしがあり,フレッシュトマトから作ったソースがまたおいしい。。 食後のコーヒーも香りがとても豊かで口の中にアロマがふわっと漂い、味がとても豊かなのに軽い。 もう,おいしすぎるし,雰囲気は最高でまったり、ゆったり。 そこは日本に帰ってきてどのバー,レストランで気になっていたライティングのまぶしさも緩やかで,
しかし,それから地獄の帰路につかなくてはならず。。。 高速に入って2、3キロ走ったあたりで渋滞に巻き込まれ、休憩を頻繁に取りながら一時半東京着。 もちろん,私は運転できないのでただ一人がずっと運転していたので、緊張して眠れず。 姉や母が運転するのにはすぐ寝るのになあ。
2時半頃就寝。。。なんでそんなにパワーがあるのか,不思議でたまらない。
翌日は9時に出て,築地へ。 どこも閉まっていて24時間の寿司屋しかやっていない。 私はいくら手巻きと卵を食べるが、朝からヘビー。
品川で降ろしてもらい,じりじりと日が照る中で急ぎ足で帰宅, とても暑くて家に着くとジンワリと汗をかいている。 ドットのショートパンツとマッスルタンクを脱ぎ,ストライプの黒いパンツと黒いキャミソールを着て新宿まで。 ギリギリ間に合う。
まるまる二日空いていればもっと余裕があったし温泉にはもう一回入れたのになあ! なんせ全ては流れるままに,那須に行くのも出発5分前に決めたこと。 でもこのショートトリップはすばらしかった。。。
でも写真を2、3枚撮った時点でカメラのバッテリーがなくなってしまったことを悔やむ。
あのレストランが近くにあればなあ!
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