オモフトコロアリ。
past / will
2005年03月17日(木) 席を巡る攻防。 

本日から契約書の整理を仰せつかった私。終日契約書と格闘して過ごす。
契約内容を確認して、更新日などの一覧を整備。いやー、今までがひでぇ。
どうも管理部門の人間が、今まで上司独りしか居なかったらしく、
実務の細かい部分は後回しにせざるを得なかったようである。
まぁ、締め切りを優先しなければならないから、当然ではある。
でも5年分を全て1ヶ月で振り返る身としては、つい愚痴りたくなる訳である…。

今日も帰りは夫と一緒になった。すると夫が何か紙袋を提げている。
あれ?それは一昨日会社に持参したコーヒーの木ではないかい?
夫は来週から出向先に常駐になったので、自分の会社に鉢植えを置いておけなくなったらしい。
帰りの電車は混んでいたので、鉢植えを守って帰るのは一苦労だった。
前に立っていた老婦人が鉢植えに目を留めて、「コレは何の木ですか?」と訊いてきた。
きちんと応対したけれど、彼のご婦人の狙いは席を譲ってもらうことだったろうなぁ。と思う。
ご婦人の視線を感じつつ、会話の後は再び本に没頭する私。
えーと。隣の列がシルバーシートですよ。あちらへ行ったらどうですか。

後で夫が席を譲らない私を面白がっていた。「結構な攻防だったねぇ」だそうだ。
普段ならシルバーシートでなくとも席を譲る私を知っているからである。
植木にかこつけて席を譲らそうとする魂胆が気に食わなかったのも判っていたらしい。
スイマセン、ひねくれモノで。荷物が多くて物理的にも立てない状況だったけどさ。

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