Sotto voce
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上司・K部長の前で話をするのが恐い。
彼のいるオフィスで電話を取るのが恐い。
10年間で培ってきた「OL話術」が粉々に砕かれる。
どう聞いても間違ったことはいっていない、と周りの人々は口々に言う。
なんであんなに他人の電話の口調に揚げ足を取るのかがわからない。
彼がオフィスにいて自分の電話の会話に耳を傾けているのを、
事務所全員が嫌がり、恐がっている。
自分の言動に自信がなくなってきた。
私の社会人生活10年って、いったいなんだったのだろう。
K部長にかかると私の全人格が否定されているようで。
社会人として、女として、大人として、人間として
全てに自信がなくなってきた。
克服しようとあがけばあがくほど彼によって突き落とされつづけ、
もう這い上がる気力が最近はなくなってきた。
こんなことを毎日毎日日記に書きたくない。
書きたくないけど、書かずにいられない。
人に心配かけたくないとか偉そうなこといってるくせに
こうやって見えない「誰か」にすがろうとしている自分が情けない・・・。
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