Sotto voce
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2002年06月22日(土) 許されないのは、あたしの方だ。

自分の優柔不断さ?が嫌になる。

わかっているはずなのに、私のしていることが

大切な人を苦しめてしまう。

彼女からもらったメールには

「私はサークル関係のつながりをたつことに決めました。

みんなのサイトにも、もう行きません。

でもあなたとは変わらず付き合っていきたい。」

もしも許されるなら、と書いてきた彼女。

どうして、こんな風にいえるのだろう。

私の方が「もし許されるならあなたと変わらずに付き合いたい」と言う立場だ。

たとえやむをえない理由で、とは言え、

彼女を苦しめ傷つけた相手のサイトに出入りしている私。

許せないと思いつつも交流を切れない私。

本来なら、許されないのは、彼女に縁を切られても仕方ないのはあたしの方だ。

それでもあたしを大切な存在だといってくれる彼女。

あたしも彼女のことは大好きだし、そういってくれることはとてもうれしい。

でもいろいろなことがありすぎて自分で自分を信じてあげられない今、

あたしのその価値があるのだろうか・・・

自分を否定しまくって、もはや変わりたいという願望さえも消え失せて

いっそのこそ抹殺したいと思っても死を選ぶ勇気さえないあたしに。

これから彼女に返事を書こうと思う。

でも彼女の悲痛な叫びが伝わってくるメールを読めば読むほど

涙があふれて、自分の陳腐な言葉でどれだけ彼女に伝わるのか

こんな自分でいいのか、と自分にも彼女にも問い掛けてみたい。

考えても考えても適切な言葉が出てこない。


ただ伝えたいのは、彼女との友情を守りたい、それだけなのに。


安積 紗月 |MAILHomePage

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