まただ。猛烈な勢いで世界が回り始める。目の前が異常に歪む。手を離せばこのまま墜ちて行きそうでまるでジェットコースターの座席にいるときのように両腕でつかんだ椅子の肘掛目を閉じたまま、ひたすら数える数字一年前までは、全く経験したことのない症状。