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2002年12月22日(日) タンスとサボテン。

12月8日、15日と雨が降ったため、

母たちの引越はまだ完全に終わっていなかった。

今日は曇り空だったものの、雨の降る心配はないだろうという父の判断で

唯一のこっていた母の嫁入り道具、和服用のタンスを運ぶことになった。

母が祖母よりもらった唯一の形見である着物数点、

そして私達が成人式の時に母が作ってくれた着物。

その大人っぽさにいつかは着たいと憧れて、結局一度も着れなかった、

母が持っていた紺地に白で花模様を染め抜いた浴衣。

そんな、いろんなものが詰まったタンスを運び出し、

ついに我が家から母の所有物が消えた。

その作業のさなか、妹が私が育てているサボテン'sに目をつけた。

まあ餞別代わりにくれてやれとばかりに、2鉢分けることにした。

母たちの住まいは日当たりのいい場所だから、ベランダにさえ出しておけば

サボテンに日光浴させることができる。

妹がいつまであの部屋で母と暮らすかはわからないが、

できるかぎり、枯らさずにいて欲しいと思う。


安積 紗月 |MAILHomePage

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