Sotto voce
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2004年03月16日(火) 未来への不安。

母から、父のことで話があると電話が来た。

父のいないときに母宅に来いとの呼び出し。

母は、何か父のことでよからぬ情報をつかんだらしい。

妹もそれにかかわっているらしい。

妹は職場でのトラブル、彼氏とのこと、等でまた病院通いを始めたらしい。

聞けば聞くほど不安になってくる。


でも、2ヶ月前のあの日半ノイローゼ状態になった父を思うと、

そうおいそれと父を置いて出て行くということはさすがに出来ない。

極端な考え方かもしれないが、私が出て行ったことで

父が本当に心を病み、あの日のように、

一時的ではあるが自分がどこにいるかわからなくなるような、

人様に言わせれば一種『痴呆』のような症状が出てきそうで恐い。

父の話が本当ならば、あの日父はこんな幻覚を見たという。

「海の向こうで死んだ母ちゃんがこっちに来いと手招きをしていた。」

「夜なのに、海が金色にきらきら輝いて綺麗だった」
(↑この日は雨で、当然夕焼けなど見れるはずもない)

私たちが父を探して、父が発見された場所は、

車の操作を誤れば一気に海に転落しかねない、海水浴場の駐車場。






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私はそういう心霊現象は極力信じない人だが、

そういう『死人にあの世へ引っ張られる』ということが、

本当にありえるのかとそのときは本当にぞっとした。



私は、どうすればいいんだろう。

いまさら母とは暮らせない。

でも父との生活に不安がないと言えば、嘘になるんだ。


安積 紗月 |MAILHomePage

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