Sotto voce
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2005年03月24日(木) とっくに道は分かれていたのにね。

あれからあなたは違う夢を見つけ

私はあなたに置いてきぼりにされたことを

認められずにただ時間だけが過ぎ



あなたは最後に会ったときと変わらぬ笑顔でそこにいた。

あなたは新しい道を歩き出し

新しい仲間と楽しくやっている。



それが、今あなたが夢中になっていることなんだね。



当たり前だけどその中に私はいなくて

そこに私の入り込む余地はなくて



あなたと私が最後に言葉を交わしたあの日

もうすでにお互いの目指す方向は違っていたんだ

でも、心のどこかで

『いつかまた同じ道を歩む』ことを期待していた



あなたと私が歩む道は

もうとっくに分かれてしまっていたんだね

それを悟ってあっさりあきらめることが

出来ないほど長い間一緒にいたから

わかっていたのにそれを認めたくなかったんだ。


安積 紗月 |MAILHomePage

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