子供の頃から人より成長してしまった胸が疎ましくて仕方なかった。出来る限り胸を小さく見せたかった。出来ることなら両方とも切り落としてしまいたかった。でも、君の指先が私の乳房に初めて触れたとき君の前で全てをさらけ出した時の君の目線が、言葉が、私の中でくすぶっていた気持ちを晴らしてくれた。ずっとずっと思っていた君に触れられたこと君に抱きしめられて初めて私は私の身体を愛せる、そう思ったんだ。