Sotto voce
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ほっとけないから今から来い と
あなたは言った。
深夜0時過ぎ 家を飛び出して
あなたの家までの約1時間
やっぱり来るな
そんなメールを期待していた
待ち合わせ場所にあなたがいて
あなたに手を引かれて部屋へ
あの女(ひと)がいた気配が残る部屋
2時間前まではあの女がいたという
この部屋にあいつ以外の女を入れたのは初めてだといった。
俺はM(彼女)のものだから、と言った
なのに どうしてあなたは私に触れるの
あなたを私に触れさせるの
あなたがどれだけ
一途に彼女を思ってるか知ってる
他の女が入り込む余地なんかないといいながら
なぜあなたは 私の心の中に入ってくるの
2時間前まで彼女を抱いていたあなたが
今は私に触れている
わからないよ 男心なんか
あなたの本心なんかわからない
私を抱きしめながら
気が済んだ?とあなたは笑った
まるでボランティアと言わんばかりのその言葉に
心に 冷たい風が吹き込んだ気がした
確かに この心と身体の
どうにもならない隙間を埋めて欲しかった
でも誰でもいいって訳じゃない
嫌いなやつに触れられるなんて真っ平ごめん。
埋まるはずの穴はさらに広がって
もう息が出来ないほど苦しい。
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