◎ 止まらない。 ◎

今日は、とても苦しい1日だった。
昨日、友人と夜遅くまで遊び回っていたせいなのか
それとも月も半ばを過ぎて、疲れが溜まり始めたのか
何が原因なのかは分からないけれど。

今朝が体調的に辛いだろうということは、昨晩から覚悟していた。
上記通り、友達と遠出をして遊びに行ったから。

でも、まさかここまで辛くなるとは思わなかった。

HRには遅刻したけれど、1限目には間に合った。
けれど、授業の途中から酷い頭痛に襲われて。
それに続いて嘔吐感まで覚え、口が渇いた。

堪えきれなくなって、1限目の終わり間近に授業を抜けた。
地歴公民講義室を出て、扉を閉めた瞬間、一気に吐き気が強くなって。
歩く事も出来ずにその場に蹲った。

「大丈夫か?保健室、行けるか?」
私が講義室の傍から動けずにいることに気付いたらしい先生が
声を掛けてきて、近くに居た女子生徒に私を保健室まで送るようにと命じた。
けれど、私は「大丈夫です」と言って、それを断った。

とりあえずその場から立ち去らなければ、と思った私は、
講義室から一番近かったトイレに逃げ込んだ。

そして、必死で吐こうとしながら、泣いた。
涙だけ零すなんて出来なくて、声が喉の奥から漏れた。

2限、3限と授業は続き、その間も体調は戻らなかった。
2限目の英語は完全に机に突っ伏しながら
3限目の数学はぼろぼろと泣きながら
それでも何故か、保健室に行く事だけは拒んでいた。
どの先生に何と言われようとも、4限あった授業は結局、全部受けた。

その後、明日が終業式という事で、大掃除があって。
皆程役には立てないながらも、自分なりに必死で掃除を手伝った。

何が自分をここまで駆り立てていたのかは分からないけれど、
とにかく皆と同じ事をしようと必死だった。

そして、今に至って。
未だに頭痛と喉元の不快感は残っているけれど、
学校で堪えていた苦しみと比べれば、随分楽になった。

夕飯に手をつけようとしない私を見かねて、母が理由を尋ねてきた。
私は素直に、今日の学校での体調不良の事を話した。

結果、明日は『意地でも授業に出よう』なんて無理をせず、
午後の終業式だけでも出られればそれで充分だから
ゆっくり起きて、明日の体調を見ながら学校には行こう、という事になった。

…あと、1日。
明日が終業式だから…あと1日だったのになぁ。
何で、今日が『限界の日』になってしまったんだろう。
何で、折角の最後の日に、皆と同じように授業を受けられないんだろう。
…言葉が見つからないくらい、悔しいよ。

明日は夕方から、三者面談もあります。
普通は両親のどちらかだけが来るものなのだろうけれど、
明日の私の面談は、両親とも来る『四者面談』になりました。
私は、今年度は卒業しないから…皆みたいに、進路の話は出ないと思う。
…じゃあ、一体何の話をするんだろう?


   − 2005年07月19日(火) −

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