◎ ネタ溜め。 ◎
暗闇の海
足を浸して
腕から流れた
浅ましい水を
黒い水で、塗り潰した。
星が零れた海
落ちてきた星の上に
頬を伝った塩水が
光を砕くように落ちていった。
闇に溶ける事が出来たら
海へ還る事が出来たら
皆、忘れてくれるだろうか。
消して。
私を。
皆の記憶から
この世から。
水面に顔をうずめても
私は、溺れる事さえ出来なかった。
− 2005年08月11日(木) −
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