◎ あめ。 ◎
冷たい雫の中
人工の光を合図に進む。
踏み出したその先は
しましまの線の上。
私が立ち止まる
人は流れていく
誰かの肩がぶつかる
皮膚の上を雫が伝う
“大勢”の中の“私”
雫は皆に降り注ぐ
残酷なまでに平等に
ごみのように小さな私
貴方には見えますか?
“大勢”の中の“私”
貴方は見止めてくれますか?
− 2005年12月17日(土) −
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