『我思う、故に我在り』ヒトは考えないと存在できない。逆説で行くと。『我思わず、故に我無し』考えない事で。自分の存在は絶てるのだと気付く。大きなベッドに寝転がって。『我思わず』について『我思う』。故に自分は存在するのだ。『我思わない』為に。口と鼻を手でそっと塞いでみた。息を潜めて存在を絶とうとする自分は。やっぱり『我思う、故に我在り』の通り。無意味に『現在』に存在していた。