続いていく。何処までも何処までも。この道は何処までも、アナタへと。道の終りにいるアナタを、少しだけ想像したら。頬を雫が伝って落ちた。出発点に立ったままの私は伝っては落ち、弾けて土へ還る雫を無視するようにアナタに背を向けて歩き始めた。