アナタなんて、好きじゃない。
アナタなんかいなくても、全然ヘイキ。
ほら、ちゃんと笑えてるでしょう?
・・・ワタシは。
ワタシの事なんか好きじゃないアナタが好きなの。
ワタシの事好きなアナタなんて知らない。
こんなに醜くて不細工なワタシを好きなアナタなんて。
・・・アナタには。
ワタシなんかが及びもつかない清浄な空気の中で
醜いワタシの事なんかに目もくれず、
生きて欲しかったの。
・・・さよならするわ。
ワタシを好きなアナタに溺れて、
自分に戻れなくなる前に。
だから行って?
ワタシが笑っている内に、アナタが元いた綺麗な場所へ。
・・・覗かないで。
独占欲とエゴとで渦巻いている、
醜いワタシの心の内等。
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