見よう見ようとすればする程見えなくなって行く様でいて晴れの日よりもぼやけるアナタの輪郭が逆に真実に近い気がして焦って、『嘘』を脱ぎ捨てた。『ワタシ』は『ワタシ』に成れただろうか。陽の下ではない『事実』は『真実』からは程遠く永久に闇の中で曖昧なまま生き続けるのである。