コトバアソビ。
無断引用お断り。

2002年09月24日(火) お星様。


−ほぅら、見て?

 あの一等輝いているのが私よ。

−じゃあ、僕は

 あの一等輝いていない儚いのだね。

 きっと、もう直ぐ消えて無くなる。

 消えて亡くなって死に絶えてしまう、あの。

−ううん、違うわ。

 確かに、あの一等輝いていないアレは、貴方だと私も思う。

 でもね、死んで消え果てしまうのでは無いのよ?

 一等輝いていないのは、地球から遠く離れて行っている為。

 一等輝いて地球なんかに囚われている

 浅はかな『アレ』とは違って

 着実に、見えない『ジユウ』へと旅立つ『ソレ』。

 地球からは良く見えない闇だけだけど、

 きっと其の先には『ジユウ』が・・・

 ううん、『テンゴク』がある筈。

 貴方は、きっと其処に向って旅立とうとしているのよ。

−・・・死ぬってそう言う事なのかな。

−・・・わからない。

 でもね、死んだら『ヒト』は『お星様』になるのよ。

 日に日に輝きを無くして行って、

 最後には地球から見えなくなってしまう。

 でも、きっと、地球なんかに囚われているよりもずっと。

−・・・きっと、ずっと『ジユウ』だね・・・。

−・・・さ、もう冷えてきた。

 もう、あったかい毛布とお布団の中に包まって眠りましょう。

−おやすみなさい。

−おやすみなさい。

 
 ・・・きっと、明日もいい日になるわ・・・・




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本田りんご

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