−ほぅら、見て?
あの一等輝いているのが私よ。
−じゃあ、僕は
あの一等輝いていない儚いのだね。
きっと、もう直ぐ消えて無くなる。
消えて亡くなって死に絶えてしまう、あの。
−ううん、違うわ。
確かに、あの一等輝いていないアレは、貴方だと私も思う。
でもね、死んで消え果てしまうのでは無いのよ?
一等輝いていないのは、地球から遠く離れて行っている為。
一等輝いて地球なんかに囚われている
浅はかな『アレ』とは違って
着実に、見えない『ジユウ』へと旅立つ『ソレ』。
地球からは良く見えない闇だけだけど、
きっと其の先には『ジユウ』が・・・
ううん、『テンゴク』がある筈。
貴方は、きっと其処に向って旅立とうとしているのよ。
−・・・死ぬってそう言う事なのかな。
−・・・わからない。
でもね、死んだら『ヒト』は『お星様』になるのよ。
日に日に輝きを無くして行って、
最後には地球から見えなくなってしまう。
でも、きっと、地球なんかに囚われているよりもずっと。
−・・・きっと、ずっと『ジユウ』だね・・・。
−・・・さ、もう冷えてきた。
もう、あったかい毛布とお布団の中に包まって眠りましょう。
−おやすみなさい。
−おやすみなさい。
・・・きっと、明日もいい日になるわ・・・・
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