ボクはいつか、空気みたいにいなくなってしまうのかもしれない。ただでさえ、人に見えない真実を抱えて。いつかボクが、空気みたいにいなくなったら、キミは声を殺してなくのだろうか。そんな姿、見たくないな。だけど、もし、本当にそうなってしまったのだとしたら。ボクはきっと、キミのそばで、空気みたいにいることを望むよ。たとえ、二度と声が届かなくても。