この大きな空にも境界線みたいなモノが存在するって知ったのはいつだったかな。確か、ボクの頭を撫でながらアナタが教えてくれたんだと思うんだけど。決してなくならないそれはいつまでも掴めない真実なんだって渋い声で言ったっけ。あの頃はわからなかったけど今ならわかるよ。それは決して越えてはならない一線なんでしょ?例えば、アナタとボクの間にある何かみたいにさ。