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2004年12月22日(水) 日本だ〜

富山に帰ってきております。

今回のフライト、ベルリンから出発するときに、空港で偶然友人二人と会い、一緒の便で帰ってきたのです。
びっくりでした。
おかげで、コペンハーゲンでの4時間ほどの待ち時間も、あっという間。
いやいや、楽しかった。
フライト中は残念ながら座席は別々でしたが。

コペンハーゲンを出て、ウラル山脈にさしかかる頃。
ふと、窓の外をみると、空の中に、白くなびく、光るカーテンが。
・・・オーロラ!!!!

見えることがある、とは聞いていたのですが(父親がことしの1月にドイツに来たときにも、帰りの便から見えたそうな)、実際に見ると、これ、感動ですよ。
ずーーーっと、2時間ほど、オーロラ観測です。
最初は、雲かと思ったんだわ。
でも、フワフワ、モニモニと動いて、カーテンのよう・・。
もしや、これが。という感じでした。

写真でよく見るような、緑とかピンクとかではなくて、真っ白だったんだけど、でもあきらかにこう、カーテンなんですよ!!
写真を撮ったんだけど暗すぎて上手く写らなかった・・残念だわ。デジカメの限界か。
しかし、北向きの窓側に座っていてラッキーだった。
ものすごく、神秘的でした。
眼下には、ポツンポツンと街の明かりが固まって小さく見えて、その他は雪で真っ白で、暗い夜空に、オーロラ。

オーロラが消えてしまってからは、今度は満天の星空です。
地上から見る星空と違って、高度一万メートルから見る星空は、目線の下にも星があって、宇宙旅行気分(・・・って知らないけど)。
飛行機の中の小さな室内灯以外は光のない暗闇なので、星の数が違うんですよ。あんなにすごい星空は、初めて見た。
いやいや、幸せ。

次回のフライトから、窓の外を眺めるのが癖になりそうです。
オーロラは、まあ今回は冬で、しかもかなり北極に近い地点を通過していったので、いろんな偶然が重なって見ることが出来たんでしょうけど。


そんなこんなで、興奮しつつ・・・。
先日のスケートでなぜか筋肉痛の首筋のおかげで、なかなか寝付けず、乾燥で鼻の奥まで痛くなってきて(長時間のフライトにはマスクは必需です・・今回は忘れたんだけど)、疲れきって成田に帰ってきました。
そして、時差ぼけ状態のまま、日暮里近くまで行き、26日のコンサートのために合わせ。
そのまま、渋谷でブーツを買って(そんなときに買い物するなよ、って感じですが)、羽田に直行。富山へ。

いやいや、富山はいいです。
この、湿った感じがいいです。
日本だ〜


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