山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2013年03月31日(日) 約1ヶ月ぶりのカフェ・ラテ

 入院後間もなくデカドロンというのクスリを大量投与されていたので血糖値管理されていました。そのためジュースやスポーツ・ドリンクも飲まないように言われていたのです。そのクスリも昨日で最初のワン・クルーが終了し血糖値管理から解放されたのです。

 そこで記念に院内のコンビニで妻に買ってきてもらったスタバの「シアトル・ラテ」で乾杯です。およそ1ヶ月ぶりのカフェ・ラテ、ずっと飲みたかったのです。ほんのりした甘さが絶妙でした。




《寝入り端を襲われる》

 今回の入院ではメインの「レブラミド」という薬を午後8時時に5カプセル服用するよう処方されています。この薬は昔の「サリドマイド」のように管理が厳しいので、飲んだ後看護師が確認にやってきます。薬の包装まで取っておかなければなりません。後日薬局に届けなければならないのです。

 数日前こんなことがありました。その日の担当看護師はずいぶん前からいるらしい、マイペースのベテラン中年看護師でした。その夜消灯時刻を過ぎても彼女は確認にやって来ませんでした。別に朝でもいいんだろうなと思いながら、私は眠りについたのです。

 ほとんど眠りに落ちた頃、突然目の前にペンライトを翳されました。
「山村さん、クスリ飲みましたか?クスリの殻は捨てましたか?」

 寝入り端を急襲され朦朧としていると
「クスリの殻は捨てましたか?」
とたたみかけてきます。
「捨てるわけないでしょ。取ってありますよ。ちゃんと確認してよ!」

彼女は薬のバッグを確認すると安心したのか何事もなかったかのように
「どーもー」
なんていいながら出て行きました。こっちはムカついてしばらく眠れませんでした。

 昨夜の担当がまた彼女だったので、今度はこっちから先手を打ってやろうと思いました。やはり午後8時半を過ぎても彼女は来ないのでナースコールをしてやりました。来たら皮肉っぽく「消灯前におクスリの確認お願いしまーす。」と言ってやろうと思っていたら、やってきたのは別の若い看護師でした。事情を説明して薬の確認を済ませてもらいました。うまくすり抜けられてしまいました。

 このオバサン看護師には最初に入院した時からお世話になっていますが、すべてがこんな調子で参ってしまいます。本人はまったく悪気はなさそうなんですけど。


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