山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
日記一覧前の日へ次の日へ


2013年05月07日(火) たかが「紙」、されど…

 リーマン・ショックで世の中大騒ぎの頃、妻は叩き売りされていた反物をネット・オークションで買い漁っていました。今夜は二束三文で落札した大島紬の反物を広げて、洋服に仕立てるのだそうです。

 「ふーん」と一瞬通り過ぎようとしたら、見覚えのある紙が目に入ったのです。銀粉でプリントした紋紙ではないですか!これは私が作品用に若いときからこつこつと集めておいた大切な紙でした。なんとそれが反物を裁つ型紙にされてしまいました。大きさも全紙だったから使い勝手も良かったのでしょう。これ以上の目的外使用は遠慮してもらうことにしました。

 面白いものですね。この絹の大島紬と型紙に使ったペラペラの紙の価値がさほど変わらないなんて誰が思うでしょうか(^_^;)



yama |MAILHomePage