山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2013年09月01日(日) 《ジャズ・トゥナイト 伝説の名演 ギター編》


《ジャズ・トゥナイト 伝説の名演 ギター編》

Facebook友だちで同窓会の関口さんがギターの名演の映像を投稿していたのに刺激されて、今夜のNHKーFMジャズ・トゥナイト 伝説の名演 ギター編を聞いています。やはりプロの演奏は流石です。でも関口さんが紹介してくれた演奏もアマチュアにしては凄いと思います。(^o^)v


《ギターで思い出した曲 「Simon and Garfunkel」の 「Scarborough Fair」》

当時なんとか本物に近づきたいと、ラジカセでエアチェックした音源を手がかりに、SGの曲集の楽譜とにらめっこしながら、必死にコピーに励んでいた学生寮の生活でした。8割方なんとか頑張ったのですが、とうとう最後まで完成することがはできませんでした。
上手く演奏できて最後のハーモニクスが程よい音量で決まったら最高ですね(^o^)v

♪Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage rosemary and thyme
Remember me to one who lives there
She once was a true love of mine

この本はこれまで読んだ歴史書とは全く異なった視点で書かれていて、目から鱗という表現がこれ程相応しいと思われる歴史書はない。

一般に歴史書といえば、西暦何年になにがしかの出来事があり、誰と誰が関わっていたという表現が相場であった。しかし本書は日本は本当に農業中心の社会だったのか、商工業者をはなぜ蔑視されるようになったのか、また庶民の暮らしぶりはどうだったのか、女性の地位はや権利は無視されていたのかなど、これまでの歴史書には見られない視点で議論が展開される。全く面白く直ぐに引き込まれていった。本書は

本編
第1章 文字について
第2章 貨幣と商業・金融
第3章 畏怖と賤視
第4章 女性をめぐって
第5章 天皇と「日本」の国号

続編
第1章 日本の社会は農業社会か
第2章 海からみた日本列島
第3章 荘園・公領の世界
第4章 悪党・海賊と商人
第5章 日本の社会を考えなおす

と、こんな構成になっている。この中で特に興味を持ったのが、本編の第3章で語る非人の賤視についてと続く第4章の女性問題である。
いつの頃から穢多非人と呼ばれる人たちや部落というものが出現し、差別の対象とされたのか。著者独特の視点から解明を試みている。
また、近代においては女性の地位は低かったので、我が国では古来からそのような扱いをされてきたものと思いがちであるが、鎌倉以前は女性の金貸しがいたし、荘園の管理人になっていたことも少なからずあるという。さらには厳しく年貢を取り立てるので農民たちが訴えを起こしたという文献が残っているという。
いわゆる一般の歴史書では知り得ない歴史を目の当たりにし、目から鱗が落ちる思いであった。


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