| 2003年11月17日(月) |
いつか見た空の向こう |
金曜の夜、早目に仕事が終ったので下北の雑貨屋に立ち寄り、 店内を念入りに物色。 少し見慣れないモノが増えていたり、 以前見たものが同じ品揃えで並んでいたり。 聞きなれない音楽が鳴っている。
ちょっとした眩暈
雑貨屋を出て洋服屋に行き、冬物を物色する。 イイ感じのスカートを見つけたのだが、それに合うトップスが見当たらない。 少し悩んでそのまま出てくる。 見慣れない店員が笑っていた。
また少し眩暈
下着屋に入ってアレコレ見ていたら、知り合いのM女さんからメール。 「飯でも食おうよ」 駅前で待ち合わせていつもの店に行く。 女将は元気だ。 久しぶりに笑いながら食事をした気がする。
また少し眩暈
ホロ酔い気分になり、お腹も一杯になったので店を出て、 ぶらぶら歩きながら目の前にあった雑貨屋を物色しようとしたら ふいに後から腕を掴まれた。 振り向くと知らない男が立っている。 何かを言いたそうにして。 けれど知らない男だと思う。 おそらく。
キミハダレダ?
思い出せないので顔を見つめていたら、そのまま「すっ」と離れていった。 一体何なのだ。
眩暈がひどくなる
どうもいけない。 ここのところヤル気がない。 が、果たして「いけない」のだろうか。 「もう充分だろう」という気もする。
明けて土曜日はSALONで鍋パーティー。 久しぶりの顔が次々と集まる。 ワイワイ食べて呑んで、あっという間に時間は過ぎる。
気持ちよく酔ってようやくベッドに潜り込んだのは明け方。 夢も見ないで眠る。
目が覚めたのは午後ゆっくり。
気が付いたらもうずっと同じことを考えている。 今日も昨日も一昨日もその前も。 諦めに似た感覚が全てを満たしている。
先日、夜半にノンケの知り合いからメールが入った。
「縛って叩いたら嬉しいか?」
アタシはいつも同じ言葉を繰り返す。
「そこに『愛』はありますか?なければSMは成立しない。」
繰り返し 繰り返し
そして。 「アタシヲコロシテ。」 「アイナンカイラナイ。」
繰り返し 繰り返し
繰り返し 繰り返し
終りにしたいのに。
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