たくさんの希望と絶望と興奮をありがとう。 - 2001年12月26日(水) 1月8日東京ドームで吉井和哉が残した言葉だ。 B-PASSの2001年ライブを総括する特集号に1月8日東京ドームレポが 掲載されていた。「絶望」...この言葉を使う所が実にイエローモンキーを 如実に言い表している。愛や夢や悲しみを歌うミュージシャンは 数多くあるだろうが、痛みや絶望を彼等ほど、ここまで繰り返し歌うのは 他にはあまり無いのではなかろうか。 絶望の深さはそれだけ高く大きな夢や目標を目指しているから。 彼等は常に高い頂きを見据えていたのだろう。 彼はファンに向かって「たくさんの希望と絶望と興奮をありがとう。」と 言ったけれど、我々ファンもYELLOW MONKEYというバンドから 数多くの希望と興奮を貰った。絶望ではないが数多くの煩悶も貰った。 流せないのよ、このバンドは。彼等の真剣にひたむきに音楽に向き合っている姿が リアルに伝わってくるから、こちらもマジで立ち向かわなくてはならない。 そんな気にさせられるバンドなのだ。 彼等がより良き未来の為に選んだ「活動休止」という勇気ある決断。 充電を経て、来年メンバーは其々どんな姿を見せてくれるのだろう。 新しい年に希望を託したいと思う。
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