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「ダビデ」と「おじぎ草」のお話 - 2012年01月13日(金) 吉井和哉質問コーナーで、もう一つとても気に為ったのは、 「ダビデ」についてだ。 Q.ダビデの終わりの方、 ギロの音に隠れて、吉井さんの声が聴こえる 気がするんですが、空耳でしょうか? なにやら語られているような・・・ A.はい。語ってます。 ライブでもやってましたよ。 何を言っているかは内緒。 「内緒」と言われておとなしく引き下がれはしない(笑) 何度も録画映像を見返すが・・・無理だ。 仕方ないので、以前この「ダビデ」と対になっていると話していた 「おじぎ草」を聴いてみた。 歌詞検索「おじぎ草」 ゛朝になって 帰りました 鳥のように” そして「ダビデ」の ゛人でない人を愛したと 石像にされた” という歌詞から、 この「おじぎ草」は、人ではない=女神と連想した。 人間の男と愛し合い、朝になって飛んで行く、、、 暁の女神Eos(エーオス)ではなかろうか。 エーオスは、月の女神セレーネーの姉で美しく、 つねに男性の欲望を目覚ますように生まれついていた。 ある時、軍神アレースと恋に陥った為、 愛の女神アプロディーテの怒りをかい、 人間の男との恋に身をやつすようにされてしまったのだ。 美しい人間の男を誘惑し虜にする。 けれど夜明けが近づくと、愛する男との褥を離れ、 バラ色の指で翼を付け、サフラン色の衣裳を纏い、 Lampos(光)とPhaethon(輝き)という名の 2頭の馬に曳かれた戦車に乗って、太陽神ヘーリオスの先駆けとして 天空に駆け上がって行くのだそうだ。 エーオスに愛された人間の男達は、それぞれ酷い目に合うのだけれど、 この女神のような「おじぎ草」に愛されたのが「ダビデ」だとすれば、 石像にされて目を奪われるくらいはあり得るかもしれない。 ”神に何を思われても僕はただの人間でありたい ごめんなさい” ”生まれ変わったら 何がいいかな 少し大きな鳥がいいかな そしてまた君に逢いたい Oh my baby その日まで この目を忘れないで 朝日に向かって並んで飛んで行こうよ” 「ダビデ」が生まれ変わって鳥に為れれば良いね。 目も取り戻せれば良いけれど。 それにしても、やっぱり男性の方がロマンチストだ。 女は、怖い♪
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