2002年05月12日(日) |
投信の目論見書が分かりやすくなってきた |
日経(H14.5.12付)・9面に、「様変わり 投信目論見書」「図表やQ&Aで分かりやすく」という見出しで、投資信託の目論見書が、従来に比べ、分かりやすく変身しはじめたことを報じていた。
分かりやすいことはいいことであり、方向性としては大賛成である。
ただ、図表を使えば分かりやすくなるというのは短絡的であろう。
図表があると何となく取っ付きやすい気がするが、いざ図表を理解しようと思うと、案外時間がかかり、結局本文を読まないと分からないことが多い、
何が言いたいかと言えば、ビジュアルであることに満足するのではなく、どれだけ個人投資家に分かりやすいかを基準にすべきであるということである。
その意味で、何十ページもある目論見書は、問題であろう。
個人投資家に理解し易いという視点をより明確にして、さらなる工夫をして欲しいと思う。
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