2002年10月25日(金) |
東京都と銀行との税金訴訟で、東京都が勝つかも知れない |
日経(H14.10.25付)7面に、金融再生に関する竹中案に対し、大手銀行が反対し、銀行首脳は「行政訴訟も辞さない」として対決姿勢を強めていると報じていた。
竹中案が妥当かどうかは私にはよく分からない。
しかし、「行政訴訟も辞さない」というのは、銀行は少しいい気になりすぎているのではないか。
おそらく、その発言をした銀行首脳は、東京都に対する税金訴訟の一審で勝ったことが念頭にあったのだろう。
しかし、控訴審では、一審のような銀行側の完全勝訴にはならないという話しも伝え聞いている。
意外と東京都が勝訴するかもしれないのである。
したがって、銀行も、安易に「行政訴訟も辞さない」ということは言わない方がいいと思う。
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