2002年11月20日(水) |
アメリカの検挙率を取り違え、犯罪白書を訂正 |
日経(H14.11.20付)夕刊16面に、犯罪白書で、アメリカの犯人検挙率を間違えたため、「日本の検挙率がアメリカを下回った」と誤って記載し、法務省が訂正をしたと報じてた。
間違いを指摘したのは、警察庁だそうである。
間違いによく気づいたなあと思う。
よっぽど、検挙率がアメリカより低いと書かれたことを気にしたのだろう。
警察庁内部では、「犯罪の概念や統計を取る基準が違うのに、各国のデータを比較する意味があるのか。」という声が出ているそうである。
近年、日本での犯罪検挙率は急激に下がっており、警察に対する非難が強まっている。
それゆえ、他国と比較してまで、日本の検挙率が低いといった批判はして欲しくないのだろう。
しかし、日本の検挙率が高かったときは、警察も、他国と比較して、「日本の警察は優秀である。」といっていたような気がするが・・・。
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