2003年03月06日(木) |
証券仲介業制度の詳細が決まる |
日経(H15.3.6付)・7面に、証券取引の窓口を増やし、投資家のすそ野を広げることを狙った証券仲介業制度の詳細を決めたと報じていた。
証券仲介業とは、証券会社の委託を受けて証券会社に取引を取り次いだりするものであり、顧客口座を持たず、証券や現金は扱わない。
仲介業としては、例えば、税理士などが自己の顧問会社に証券取引を仲介することが想定される。る。
ただ、「仲介業」というのは分かりにくい。
報道によれば、顧客に損害を与えた場合は証券会社が責任を負うようであるから、仲介業者の独立性は強くない。
それなのに、仲介業という言葉は実態に合わないと思う。
当初の案では「仲介業」ではなく、「代理店」だったそうであるが、その方が実態に合うのではないか。
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