2004年06月28日(月) |
参院選の定数不均衡で、最高裁は違憲判断をするか |
日経(H16.6.28付)13面で、参院選の定数不均衡について報じていた。
2001年の参院選について、最高裁は、6人の裁判官が違憲、4人は「このまま次の選挙をすれば違憲の余地が十分にある」とした。
とすると、今回定数不均衡を是正しないまま参院選をすると、最高裁は選挙は違憲と判断する可能性があるのである。
そうはいっても、最高裁判事の中でも、とくに裁判官出身者は中庸を旨としている人が多く、司法の判断によって政治が混乱するのはよくないと思っている人が多いように思う。
それゆえ、最高裁が今回の参院選を違憲と判断することは考えられないことである。
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