日経(H26.6.3)夕刊面で、アメリカ最高裁は、情報源を守るために記者が法廷証言を拒むことができるかどうかが争われた訴訟で、証言の拒否を認めるよう求めた記者側の訴えを退ける判断を示したと報じていた。
記事には、自由な報道が保障されているアメリカで記者の証言拒否が認められなかったという驚きのニュアンスが窺われる。
しかし、アメリカでは、従前は取材源の秘匿には厳しい態度を取ってきており、ただ比較的最近になって記者の取材源の秘匿特権が拡大してきたと言われている。
しかも、記者が証言を求められたのは、「情報漏えいの罪に問われたCIA元職員の裁判」ということだから、刑事事件であろう。
日本でも、刑事事件では、最高裁は、記者の取材源の秘匿は認めていない。(民事事件では、原則として認められている。)
そうすると、それほど驚くべき判決ではないように思われる。
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