今日の日経を題材に法律問題をコメント

2014年08月11日(月) マルハニチロが、偽計業務妨害罪の被告を提訴

 日経(H26.8.11)夕刊で、マルハニチロ群馬工場の冷凍食品農薬混入事件で、偽計業務妨害などの罪で前橋地裁に懲役3年6月を言い渡された元契約社員に対し、マルハニチロが1億円の損害賠償を求め提訴したという記事が載っていた。


 提訴理由として、マルハニチロは「食品業界で二度とこのような事件を起こさせてはいけないと考え、提訴した」と説明している。


 しかし、裁判をしても実際の回収はほとんどできないであろう。


 他方、訴訟費用は、数百万円はかかると思われる。


 そうすると、裁判をする意味があるのか、それを株主に説明できるのかという疑問もある。


 会社もこの辺の事情は十分承知の上で提訴したのであろうから、とくに批判するつもりはないが、なかなか難しいところである。


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