今日のアレコレ
夏母



 蜂に刺された〜

・・・・って、うちのワンコじゃないんですけどね。
(ちょっと文章長くなるかも・・・)

夕方、洗濯物を取り込んでいると、
近所からワンコのものすごい悲鳴が聞こえてきた。
あの声はあの家のワンコかなと思って、
その方向を見てみると、女の子が二人くらいで、
「クンちゃんがスズメバチに刺された〜!!!!!」
って、その家の玄関をたたきながら叫んでいる。
家からは誰も出てくる気配がないので、
あわてて、その家に行ってみようと玄関を出たら、
下で夏子とウダウダしていたダンナも外に出ていた。
二人で行ってみると、近所のおばさんとおじさんも、
その家の前にきていた。
(子供が刺されたのだと勘違いしたらしい)
ワンコを見てみると、右前足をちょっと上げたままで、
視線がうつろ。
その側に、ひっくり返ってピクピクしている足長蜂。
小学生の女の子にとって、足長蜂は大きくて、
スズメバチだ!と思い込んだのだろう。
これがホントにスズメバチだったら、
ショックで死んでいるかもしれないのだけど、
本当にそうなっちゃったかと思うくらいの
ものすごい悲鳴だった。

名前を呼んであげたら、前足をあげたまま、
近寄ってこようとする。
あげている前足にさわると、痛そうにするワケじゃなく、
それでも嫌がって、前足を引っ込めようとする。
顎の下を撫でながら、落ち着かせてあげて、
その間に、そのへんに生えていた雑草を引っこ抜いて、
蜂を挟んでダンナにつぶしてもらった。

ある程度落ち着いたのを見届けてから、家に戻って、
うちのワンコたちのかかりつけの獣医さんに電話をして、
状況を説明したら、
「腫れるかもしれないから、連れてきてもらえる?」
と言われ、ダンナと一緒に車で連れていくことにした。
扉に張り紙をして、近所のヒトに一言断って、
名前を呼びながらリードをつけたらば、
散歩に連れて行ってもらえるんだと思ったらしく、
さっきあげていた前足は何?って状態ではしゃぐはしゃぐ。
これなら心配はなさそうだねぇと、ダンナと話しながら、
獣医さんへ。

獣医さんに着いて、もう一度説明をしてると、
「あれ??このコ、クンちゃんに似てるねぇ」
と言われ(似てるんじゃなくってぇ・・・)
実はその先生の患蓄さんだったことが判明。
抗ヒスタミン剤の注射を1本打ってもらって、
「注射代はいいわぁ、飼い主さんから貰うから」
と言っていただきそれで終わり。先生ありがとう。

扉の張り紙に
「○○○○動物病院で注射を打ってもらいました」
と付け加えて、物足りなさそうな顔をしているクンちゃんに、
「ごめんよぉ、でも今日はもう大人しくしてるんだよぉ」
と言って家に戻った。

人様の家の犬を勝手に連れ出すなんて、
と思われるかもしれない。
人によっては「余計なことを・・・」
と思う飼い主だっているかもしれない。
ワンコの飼い方だっていろいろで、
ワンコに対しての思い入れもいろいろだから。
それに、刺されたかどうかも、本当のところわからなかった。
それでも、あの悲鳴を聞いたら、
「もし・・・・・」
と思ってしまったのだ。
たまたま同じ獣医さんにかかっていたけど、
もし違う獣医さんにかかっているコだったとしたら、
きっと私はあの場で、注射代を払って、
扉に残してきた張り紙は捨てて、知らん顔していたと思う。
多分・・・・・・


ボクが悲鳴をあげた”クン”です



今日は散々だったわ by夏子(右)&珊瑚

何度もダンナと玄関を出たり入ったりして、
車の音もするのに、
それでも、「留・守・番!!」と言われ、
ぶーたれまくっていた2頭。
しかも、帰ってきた父ちゃんもかぁちゃんも
他のワンコの匂いプンプンだったしねぇ。
ごめんよぉ。

2002年08月03日(土)
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