しあわせのかけら。
小さな子どもの頃、拾ったビー玉やもみじの葉っぱ、キャンディーの包み紙やグリコのおまけ・・・いろんなものをとっておきたくて“秘密の箱”に入れてたっけ。そんな日記、かな?

2008年06月18日(水)  なんの匂いだったっけ?

随分と蒸し暑くなってきたので、
あの人も半袖を着るようになった。

*
「あの人」っていうのは、
朝の通勤電車で
6年前からよく見かける人です。
前の日記は
その人について書いていました。
書くのををやめたのは
体調のせいもあったけど、
いろいろ考えすぎて
辛くなったからでもあります。
今でも、
あまり深く掘り下げすぎたり
広く見渡しすぎたりすると
どうしようもなく辛い気持ちになるので、
なるべく狭く浅くいこうと思っています。
*

で、何だっけ?
えっと、
あの人が半袖を着てた。
わりと寒がりみたいだけど
さすがにもう長袖は暑いよね。

今日は運良く隣に座れた。

座っていると
何かの匂いがしてきた。
嗅いだことのある匂いだけど
何だったっけ?

あの人の匂い・・・?


ああそうか。
あの人が読んでいる
漫画雑誌の匂いだ。
ページをめくるたびに
ふわっと匂いがする。

何だか懐かしいな。

こんなに穏やかな気持ちになったのは
久しぶりかも。

隣に座ってるだけで
なんにもないのに。
あの人はなんとも思ってないのに。

あの人の袖口がふわっと
私の二の腕に当たって
ちょっとくすぐったい。
ただそれだけ。

なのに、
妙にしあわせな気分になってしまうのは
どうしてなんだろ?

今日は一日いい気分だった。


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