クーラーもついていたし 扇風機も一応ついていた。 でも、私たち親子には適温じゃなかったのか。 ぼんやりと暑くても汗はほとんど出ない。 でも、体の中からじわじわ加熱されて だんだんと体温調節機能がおかしくなっていく感じ・・・。
暑くても避難場所がない。 1階の台所・リビング・その隣の和室が すべて彼らの生活の場になっている。 昼間の2階は暑くて、 住人すら余程の用事がない限り長居をしないらしい。 食事時ですら落ち着いて椅子に座れない。 冷たくていつでも飲めるお茶もない。 あるのは大量のぬるい麦茶だけ。 リビングの低いテーブルは 2台のノートパソコンでほぼいっぱい。 その隙間にはおはじきや人形の首が挟まっている。 床の上にも同じような物がたくさん落ちていて うっかり踏むととても痛いものもある。 2つあるソファーは座るためではなく寝転ぶために あるいはレスリングでもするためなのか 定位置からずれた場所に 向かい合わせの状態で無理矢理置かれていて 洗濯物をのけないと寝転ぶことすらできない。 もし寝転べたとしても、いつ踏まれるかわからない。 テレビの前には大きな椅子があって それを横に移動させないと窓にもたどり着けないし こちらからは椅子の背もたれが邪魔してテレビの画面が見えない。 和室には3人分の布団が一応二つ折りにして積まれているが タオルケットも枕もあちこちに乱雑に置かれていて それらの上にも木片がばらまかれている。 枕の下からは人形の脚がのぞいている。 この和室のクーラーは、あとで気づいたことだけど タイマーがセットされていて、2時間経つと切れてしまっていた。 着替えて、いつも使っている洋服掛けに脱いだ服を掛けようとしたら すでに服だらけで掛けることができない。 仕方なく椅子の背もたれに掛けていたら いつの間にか引きずり落とされて しわくちゃになってしまったのを発見。 このときばかりは思わず舌打ちした。 子どもがいつも勉強する時に使っていたライティングデスクも おもちゃや日用雑貨に占領されていて とても勉強なんてできる状態じゃない。 (どうせ無理だと思って勉強道具は一切持って行ってなかったけど。) 子どもが、2階で遊んでいたらプラモデルの小さい部品が外れて なくなったと言うので探しに上がると、 あまりの暑さに気分が悪くなってしまった。
そして、 私とうちの子はついにダウン。 2日目の昼前、 子どもが頭痛で寝込んでしまった。 散らかった部屋に何とか布団を敷いてやった私も 首の凝りから頭痛になって吐き気までしてきたため 一緒に寝込んでしまった・・・。
子どもは3時間ほどで復活。 私も夕食前には何とか回復して、 夕食を食べてから(私はご飯と海苔の佃煮だけ食べて) 電車で帰宅。
涼しい我が家に帰ると 心底ほっとした。 荷物を片付けてお風呂に入って 『Tomorrow』と『篤姫』を見て 寝たっ。
翌日は5時に目が覚めた。 そりゃ、あれだけ昼寝したら 早く起きちゃうよなあ。
で、思った。 あれはやっぱり軽い熱中症だったんだと。
どこへ行っていたでしょうか?
実家です・・・。
今年の夏休みは 2年ぶりに妹たち母子が某外国から帰省。 子どもたちはお互いに いとこに会えるのをとても楽しみにしていました。 おととし会ったきりなのに、 再会するやいなや一緒に遊び始めた。 「おじいちゃんに○○に連れてってもらおっか」 などと密談までしている。 下の子はまだ3歳前だし女の子なので あまり一緒には遊べなかったけど、 私がおままごとに付き合ったりして 楽しく過ごした。 と思っていました。
が。 熱中症の一歩手前でした。
私ってやっぱり 子どもがちょっと苦手 っていうのもあるのかもしれない。
夏休み中にあと2回行く予定。 かな〜り憂鬱です。
*写真は、光るコマ。回転寿司のおまけです。
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