長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2006年12月17日(日)

 夢が、夢じゃなくなってゆく。――なんだ、正夢だったのか。そう気付くのは、当然ながら夢が現実となった後のことで、夢見た直後ではない。正夢だと解した時の――遣る瀬無さといったら。

 一体、私のことを「私」と知る人のどれくらいが此処の存在を知っているのだろうなぁ、等と考えつつ。
 中学時代の友人からメールがあったのは今日の夕方の事。在学中にはよくつるんだものだ。卒業後も暫くは年に二回ほど――必然的に夏休みと冬休みに、集まったものだ。高校卒業後は其の回数も段々と減ったけれども、今年の夏には集まった筈だ――何人集まったかは知らない、私は所用で行けなかったから。大体、このメンバー――最大9人――の中で時間的制約を異常に受けているのが私だろう。どのようなグループの中にいても、私は常にそう。時間的制約を誰よりも受けている。家を出たいと強く思うようになったのは、此の時間的制約が大きいんだろうな。
 会いたい気持ちと、会わない方が良いのではないかという躊躇い。どちらを尊重しても、きっと、私の中に幸せは残らない。










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