朝日記(合戦中)
毒舌、ネタバレ注意。義経教注意。

2002年01月27日(日) M先生の若紫巻

聴いて参りました。
M先生の源氏物語、若紫巻。
枕草子の講義で涙出るほど感動したので、
ちゃっかり(いただいたチケットで)行って来たのです。
彩の国さいたま芸術劇場だよ(笑)
間違っても「彩」を「アヤ」と発音しないように!
それはかなり危険領域に踏み込むことになります。

やっぱり面白いな〜。
M先生の言葉は生きている。
命を持ってるね、あれは。
はっきり言ってマジ、M先生の分身だね。
しゃべる言葉、しゃべる言葉、胸に響く。
たとえがまたうまいんだ、これが。
超身近なんだよね。しかも古典だからといって堅苦しくない。
なんだか、すごく身近なんだよね、あの世界観が。
生きてるって感じ。物語の中でなく、実際に生きてたんだって、
時代は違っても「ああ、同じ人間だったんだ」って思い出させてくれる。
格調高い優雅な源氏を求める人には
ちょっとイメージが違っちゃうかもしれないけど、
私はかなり好きなのです。
でも、源氏はやっぱり難しいよね。
全体を知ってないと、やっぱりダメな気がする。
そうじゃないと、奥深さっていうか、
ストーリー全体にこめられたものっていうか、
そういう匂いで感じ取るべきものが匂えないっていうか。
匂いが嗅ぎ取れないのよね。
わかる人にしかわからないっていうか。
壮大なことだと思ったわ…。
源氏物語ってたぶん一生捧げても無理だね。
納得いけないと思う、自分の中で。
あれ、ホントに紫式部一人で書いたのかなぁ…?
どんな天才だよ、それ。

「源氏ってもしかしなくてもめちゃロリ?って実感」


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