聴いて参りました。 M先生の源氏物語、若紫巻。 枕草子の講義で涙出るほど感動したので、 ちゃっかり(いただいたチケットで)行って来たのです。 彩の国さいたま芸術劇場だよ(笑) 間違っても「彩」を「アヤ」と発音しないように! それはかなり危険領域に踏み込むことになります。
やっぱり面白いな〜。 M先生の言葉は生きている。 命を持ってるね、あれは。 はっきり言ってマジ、M先生の分身だね。 しゃべる言葉、しゃべる言葉、胸に響く。 たとえがまたうまいんだ、これが。 超身近なんだよね。しかも古典だからといって堅苦しくない。 なんだか、すごく身近なんだよね、あの世界観が。 生きてるって感じ。物語の中でなく、実際に生きてたんだって、 時代は違っても「ああ、同じ人間だったんだ」って思い出させてくれる。 格調高い優雅な源氏を求める人には ちょっとイメージが違っちゃうかもしれないけど、 私はかなり好きなのです。 でも、源氏はやっぱり難しいよね。 全体を知ってないと、やっぱりダメな気がする。 そうじゃないと、奥深さっていうか、 ストーリー全体にこめられたものっていうか、 そういう匂いで感じ取るべきものが匂えないっていうか。 匂いが嗅ぎ取れないのよね。 わかる人にしかわからないっていうか。 壮大なことだと思ったわ…。 源氏物語ってたぶん一生捧げても無理だね。 納得いけないと思う、自分の中で。 あれ、ホントに紫式部一人で書いたのかなぁ…? どんな天才だよ、それ。
「源氏ってもしかしなくてもめちゃロリ?って実感」
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