前彼のパパさんが、東京に来るという。 久しぶりに会えないかと。
前彼っつたって、ホントに彼だったのかなんだったのかもうわかんない。
でもアタシは、お嫁さんになりたかったよ。 このアタシが、何年も。 あの人のお嫁さんになれますようにってお祈りしてた。 たいした馬鹿だよ。
彼パパさんは、アタシの本気を分かってくれてたのかしら? 息子をいいおもちゃにしてるとしか、思ってくれてなかったんじゃないかしら。
あなたの息子を本気で好きだったよ。 だから、あの子の話を避けないでほしい。
大切なのは、私の思い出の中で。 あなたより、あなたの息子と過ごした時間です。
折角声をかけてもらったけど。 明日はバイト。 息子さんいたら死んでも行くのに…
なんだかんだ、会いたい。
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