やっぱりだめだった。 昨日のアレは、本気だったんだね。
ごめん。 悪いのは、アタシだね。
信じてあげられなかった。 あなたの言葉を。
いつも不真面目なあなただから。 冗談なんじゃないかって、疑わずにはいられなかった。
あの時素直に付き合ってれば。 きっと幸せになれたね。 素敵な夏をすごせたね。
仕方ない。 忘れよう。 忘れるよ。
夏が終わったら、きっと何もなかっあように話しかけるから。 そしたら、あなたも、何もなかったように話して。
お願いだから、何もなかったように。 振り出しに戻そう。
いつか、また、アタシを好きになって。 今度はちゃんと、受け止めるから。
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