はるもにあ...Hako

 

 

- 2000年11月01日(水)

起きたら、頭ん中、音楽がぐるぐるまわっていた。
今日のテーマソングは「メロウ」なわけね。

はじまったぜ・・・。もう、やっちゃえば?
そう、これからだ。どっち向いてんだ?


わかったよぉお。起きるよぉ。
・・・最近、中村くんに起こされることが多いなぁ。

あたしと中村くんの出会いは、FMで流れてた「犬と猫」だ。
なんか知らないけど、その頃、やたら流れていて、耳に残ってた。
・・・だって、初めて聞く感じだったから。声高くて、メロディが不思議でさ。
そのうち、雑誌「スヌーザー」に傾倒してて音楽語る我が弟が、
アルバム「金字塔」を買ってきて、聞けって差し出すからさ、聞いたんだ。
これがちゃんと出会った最初だな。あー、あのFMで流れてたやつかぁって。

詩がねぇ、好きだったね。
こいつ、あたしと同じものを見たのかもしれない、と思った(傲慢)。
でも、そのときのあたしにとって、そこはすでに通りすぎた道、でね。
それほど強い思いを呼び起こさなかった。
それとね、曲が苦手だったんだ。あと、あのなーんかかぶせてある声がね。

あたしが好きなのは、シンプルなのが多かった。
声は近くで歌ってる感じがするようなのが好きだったし、
サウンドは生楽器が好き。
でもって、詩も聴く。言葉の選び方によって好き嫌いがある。

小沢さんが、好きだ。
あたしはあれに救われた。
初めて聞いたときには、こんな明るくて楽しい言葉ばっか並べた曲、
むずむずしちゃって、照れくさくって、聞けるかぁ!!って思ってた(笑)
それがね。あたしのこれまでで最高に死に近かった時代に。
それらのことはものすごい輝きを放って見えたんだ。
単純で、基本的なこと。正しさ、明るさ。
メロディとリズムが誘う。その世界で。
・・・あたしは、生を得た。

それに似たものを、中村くんに感じたんだ。

だけどね、やっぱり、あたしの中では
中村くんと小沢さんは「違う」んだな。
あたしは、小沢さんとともに生きたかったんだ。
変わっていってもいい。見たかったんだ。
だけど。

久しぶりに、聴いてみようかな♪って試聴した中村くんは、
あたしを見事に動かした。
やべぇ。追いつかれてるぜ(更傲慢)
だから、今は中村くんの「次」が楽しみなんだ。
あたしの「次」とともに。

でも、あたしは、小沢さんを、待ってるんだ。今も。


...



 

 

 

 

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