はるもにあ...Hako

 

 

- 2000年11月12日(日)

考えすぎ。
そ、だねぇ。ほんとうに。いつも。
ほんとうに、よく言われるんだよ(笑)

頭のてっぺんから足の先まで、全部自分の制御下におこうとしてたらしい。
そういう風にいたんだ。いつも。
もう、小さい頃から、内側の自分と外側の自分は違っていたし、
外側の自分をつくることにいっしょうけんめいだった。
「まわりにうけいれられる自分」になるのに、
いっしょうけんめいだったんだ。

疲れててね。
ひとりになる時間がうれしかったりしてね。

あるときあたしは、「あたし」になろうとしたんだ。
何にも惑わされないこと、それが「あたし」だと思っていた。
だからねぇ、あたしは、もう全部、
切り離しまくったんだよ。あたしの中で。
そうしたら、「あたし」が自由に動き出して、
歩いていけるんだって思ってた。
それは、今でもときどきあたしを惑わす思いなんだけれど。

だけどね、全部切り離したあとで、「あたし」がどうなったかと言えば。
・・・なーんにも、なくなったんだよ(苦笑)なーんにも、ね。

あたしと「あたし」は、いっしょじゃなきゃ、
この世界では生きていけないらしいね(笑)
あーだけど、難しいんだよ。ほんとうに。
失ったもの、切り離したもの、そんなんがいっぱいで。
あーだから、難しいって思わなければいいのか(笑)
そんなんも含めて今あたしはあって、
そんなあたしで、やっぱりゆくんであって。

あたしを好きって言ってくれる人がいる。
でもあたしはあたしを許していないから、少し、こわいんだ。
多分あたしがいちばんにしなくちゃならないことは
あたしがあたしを好きになることなんだろ、な。


...



 

 

 

 

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