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ココロの病気というモノ
2004年07月22日(木)
日記才人の紹介文を“鬱病は緩解”と変更してから、 「どんな自覚症状があって言っているんですか?自分は全く判りません」 と同病者の方からメールを頂く事があります。
えっとですね… まず、入院してから私が学習した事は、 『鬱病は心の病気ではない』という事です。『脳の病気』なんですよ。 だから医学的に治癒可能なんです。(と、主治医は言い切っていました) 外科や内科と同じだと考えて下さい、と。
『心の病気』というのは、何かの原因で鬱症状が発症した時に、 付随してくるモノ達の事なんだと思います。 過去のトラウマや経験が、悪い自己主張として表面化してくるんじゃないかと。 私に例えれば自傷だったりね…
『心の病気』を治すには、カウンセリングやら何やらと とてもとても長い時間がかかり、家族や友人や恋人の協力が必須なんだと 思います。 性格診断でまず自己否定から入っていったりする事もあるので、 その時に鬱病だと精神的に瓦解しかねません。
私に関して言えば、心の方は掘り下げていくと根が深いものがあるので、 今回の入院は鬱病の治療に集中する、とカンファレンスで決まったそうです。 だからもしも本腰を入れて心の治療をしたいと望むならば、鬱病が良くなり 精神的に安定し、ゆとりがある時でないと危険だと言われました。
だから、心はまだ病んでいるんだと思うんです(苦笑)
ただ、鬱病が良くなっていけば気持ちの持ち方も変わっていき、 根深い闇が緩和されていくんですよ。
そして最初の質問に戻りますが、私が「緩解してるなー」と思う時は、 嫌な事があっても翌日まで殆ど引きずらなくなった事。 キレなくなった事。(今のところヾ( ̄∇ ̄;)) 初めて会った人とでも、真っ直ぐに相手の顔を見て笑って話せるようになった事。 思考抑制の症状が無くなった事。 自傷行為が抑えられている事。 何より、頓服が効くようになった事!! 等々です。
まだまだフツウでない部分もたくさんありますけど…(笑)
だから、諦めないで下さい。 難しいかもしれませんが、相性の合う主治医を探しだし、 医師を信じて処方通りに薬を飲み、必要ならば入院して下さい。
一度きりの人生なんだから…
私はそう思います。
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