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通院日
2004年08月17日(火)
待合室でケンカになった。 患者が看護師相手に、病院や医師への不信感をぶつけていて、 その声がかなり大きくて、「別室で話してくれよ〜」と思っていた矢先、 診察を待っていた男性が立ち上がって看護師に、 「他の患者さんが不愉快になるから他で話してくれ」 と言いに行った。
「不愉快?なんで不愉快なんだ?みーんな不愉快なのか!?」と 叫ぶ男を、看護師が慌てて別室へ連れて行った。
数分後、男は戻ってきて先ほど注意した男性に「何が不愉快なんだこの野郎」 なんて息巻いていて。 私は立ち上がって近づき、「みんな病気なんです。不安定になるでしょう?」 と静かに言った。 「俺だって病気なんだ、不安定なんだよ、馬鹿!!」と私に投げつけた言葉を 受けて、別の男性が「自分の事しか考えているんじゃない!」と怒鳴る。 2人はつかみ合いのケンカになり、最初に男に注意した男性が止めに入る。 背後で激しく泣き出す女性。
ホールは大騒ぎ。医師や看護師が飛び出してくる。
男は捨てぜりふを残して帰っていき、ケンカになった男性と、泣き出した女性は 別室に連れて行かれた。
さて。 何がいけなかったのか。 やはり一番は看護師が話の内容を考慮して、最初から別室で話せば 良かったのだと思う。
それから注意を促した男性も『不愉快』ではなく『不安定』・『不安』という 言葉を選ぶべきだったのかも…そして彼をフォローしようして私が口を挟んだ事…。 私が口を挟まなければ、私に投げつけた言葉に反応して別の男性は男と ケンカにならずに済んだのだ。
男は医師の発言が信じられないと言っていた。そんな事はみんな解ってる。 私だってドクターハラスメントの被害者だし(笑) そして「俺は自分の事しか考えてないよ、それが悪いのか?!」 と叫んでいた。
一度入院しろよ、オマエ。と、思う。
自己愛性人格障害みたいなもんだぜ。 手の届く範囲に囲いをつくり、鏡だけを見ている。 外側から投げ入れられる甘いオヤツなら大歓迎だけど、 「本当はその鏡にはたくさんの人を映さなければいけなんだよ?」とか、 ましてや「ちょっと囲いを乗り越えてみたら?」なんて アドバイスを受けたら猛反撃に出てくる。
けれど、またひとつ回復の自覚が出てきた。 男達が怒鳴り合っている中で、私はとても冷静だったから。
でもそれもちょっとオカシイのかなぁ…? 怖くないんだよね。「殺してやるぞ」みたいな目で見られても。 入院前は“怖くない+キレて応酬する”っていうのがあって(笑) 入院してなかったら、絶対刺されていたかもって思うもの( ̄ェ ̄;)
帰宅して、元コイビトと電話で一悶着。 話も聞かずに自分から電話を切った。スッと気持ちが離れていくのが判る。 あの人は、まだ愛されていると思っているんだろうなぁ…(苦笑)
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