晴れも褻も
〜ハレもケも、と読みます。私らしいかなと。
- 2002年09月30日(月) お箸
音楽。音を楽しむ。
Musicという言葉を日本語に訳したのは誰か忘れましたが、
これは名訳だと思います。音楽。
「いたずらに弾けるようになっても、
ちゃんと音楽にしてあげなきゃ駄目だよ」
と先生は仰います。
譜読みができて、つっかえずに弾けたって、エチュードにもならないんです。
エチュードだって音楽なんだから。
クロイチェルに感情移入しちゃうのも楽しい。
何のために音楽をするのか?
音を楽しんでいるのは誰なのか?
なぜ苦しんでまで音楽をするのか?苦しんだら音楽にならないのでは?
答えは簡単です。
私は自分が楽しむために音楽をしています。
出したい音が出たときの嬉しさはそこまでの苦しみに勝るから。
気持ちいいんですよ。メンコンなんて、ほんと楽しくて仕方ない。
指使いの意味、ここでポジション移動するとどんないいことがあるか
そういうことも少しずつ分かって、移動を意味あるものにする。
出したい音が出せていて、左手が正確に応えてくれて、
まるでメンコンというおいしいご飯を、バイオリンをお箸にして戴く感覚。
***南の島の写真をアップしました。→こちら***