晴れも褻も 〜ハレもケも、と読みます。私らしいかなと。

2006年10月03日(火) 実践じゃないと

大学生の頃、授業で音楽を取っていた。
そこで第九を聞かされて、どんな構成の曲かも習って、ふーん、なるほどーと思っていた。
その第九を、来年の夏オケでやることになったので、
練習し、また、音を聞きながら楽譜を追いかけてみた。

あ。

なんか、この曲、おはなしになってる
お話の曲と言えば、去年の青髭公の城もお話だったのだけど、それとは違う
あのときは、オケに歌をのせて、その歌がお話を語っていた。
でも、第九は違う。
第九は、それぞれの音が、例えて言うなら本の一文字、一単語になって
お話を構成している。そして完成している。
フレーズに、というより、
すべての音に意味がある感じがする



こういうことには、弾いてみないと気づかない。
聴くだけで分かる人もいるのだろうが、私は弾かないと自分のそばに来てくれない。
勉強も、読んでるだけじゃなくて、問題を解かないと自分のものにならない。
みんないっしょだ。私はきっとやってみないとわからないんだな。
けれど、やればちゃんとそばにいてくれるんだな。当たり前で、有難きこと哉。


***南の島の写真をアップしました。→こちら***
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