晴れも褻も 〜ハレもケも、と読みます。私らしいかなと。

2008年06月02日(月) 東京都道318号環状七号線

南千束から環七に乗った。
私は今日あったことを話すのに精一杯で、
他の事は何も考えていなかった。

友達に頑張りすぎだといわれた
同じ時期に別の二人に言われるのだから
それなりにがんばりすぎなのだろうと思う。
までも、しょうがない。
人生にはがんばりどきがあるのだ。

気を遣い始めた頃、車は大原で左折した。
この先はアウェイだ。
井の頭線との立体交差を上ると向うに夕焼けが見えた。

確かに良く頑張っているよなぁと思う。
何もここまで重ならなくてもいいのに、処理能力を試されているのか。
とすればすでにオーバーフローしている。
値踏みと期待の交錯する目
それを強めに感じる私は自分の値段の意味を把握しているのだろうか。
いずれにせよこういう仕事を選んだのは私だ

夜の帳が下りる頃、再び大原で左折した。
ホームに戻ってきた。
少し落ち着いて、また考え事を始める。
アウェイ、言葉を換えれば、
ここは私の居場所じゃないと思った。
泉南、方南町、
高円寺陸橋までに切り出さなければ、きっと揺らぐ
路肩の黒い緑、中央線手前の風呂屋、
思い出の中で明滅するものものに助けられて
私が口を開いたのは環七が大きく右にカーブしてからだった。



がんばった先に何があるのか、実はよくわからない
何に向かっているのかも、興味が薄れてきた
けど、歩くのはやめられない
きっと私は単純に、ただただ、歩いていたいだけなんだと思う。


***南の島の写真をアップしました。→こちら***
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