ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
アタシは”男友達”と呼べる人は、
佑ちゃんしかいなかった。
佑ちゃんにだけは心が開けたし、
普通に接することができた。
男の子と接するのが苦手なアタシにとって、
佑ちゃんという存在は不思議だった。
だからこそ好きになったし、
傍にいたいと思った。
付き合って、別れて、心が開けなくなった。
佑ちゃんにだけでなく、
他の男の子に開きかけていたのに。
今のアタシはへらへらと笑ってるだけ。
どうしていいかわからなぃし、
しばらくそれでもいいと思う。
いつかきっと、心開けると思うから。
今のアタシの夢は、
2年後の成人式の日。
クラス会を開かれるその日。
佑ちゃんを見返してやること。
そして、笑って心の底から話すこと。
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